税理士の経営・財産・相続トピックスVol.062「毎年の中期計画」
酷暑の夏が過ぎ、あっという間に秋が過ぎて、霜月になりました。
来年は平成から新元号に変わり、ゴールデンウィークはなんと10連休というびっくりする暦です。月の3分の一が休みなのです。
2020年は東京オリンピックが開催されます。オリンピックのときはどのような暦になるのでしょうか。
いずれにせよ、おめでたいことが続きそうです。
しかしながらビジネスでは、めでたいことの後には試練が待ち構えているでしょう。
さて、この時期になると計画の話がよく出てきます。
次の事業年度の計画、あるいは3年間の計画、5年間の計画。
計画ですから会社の目指すべき将来像に沿って、具体的な筋道が書いてあるわけです。
5ヵ年計画では5年後にはこうなっていたい、今から5年間はこのようなことをしていきたい、ということをじっくりと経営者が練ります。
5年後のことを、5年に1回だけ考える、5年が終わったときに「さあ次の5年どうしようか」では、世間から置き去りにされてしまいます。
とは言っても、毎年、中期計画を気合を入れて作成すると大変です。
大変ですが、経営者は次の3年、5年をイメージしながら次年度の計画を策定し、中期計画の見直しと積み上げを毎年行って下さい。
「ローリング」と言われるものです。3年や5年ごとの中期計画から、毎年の中期計画への変化です。
経営者は3年後、5年後をイメージして、毎年戦略を創造し、社員に語っていくものです。
次の東京オリンピックは2年後。その次の東京オリンピックは何年後でしょうか。
オリンピックは4年に一回だけ、大いに楽しみます。
2018年11月1日
日本経営ウイル税理士法人
代表社員税理士 丹羽修二
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